またまたゴブサターン!!!

 

昨日の朝3時頃ですね、当然寝てたんですけど。

 

今までに経験したことのないような揺れで、びっくりして飛び起きましたわ。

 

体感的には震度5弱くらいかな、と思ってたんですが・・・うちの地域は震度6弱(特定してあれこれ言うなよ、出来るけどな)。

 

んで、起きて家の中を確認したところ、キッチンの引き出しが何ヶ所か開いていて、テレビ台の下の引き出しが開いている。

 

あとはリビングの本棚においてある、おもちゃのバイクの前輪が脱輪しそうになってるだけ。

 

トカゲの水槽が窓側に50センチ程移動してた。

 

キャスターのストッパーを掛けてなかったからだと思う。

 

しかも、トカゲは爆睡していた。動物の勘は全く働いていないようだった。

 

慌ててテレビを点けて何がどうなってるのか確認。震源地が遠ければ遠いほど、今回の地震は大規模であるという事だ。

 

東日本の地震はこちらも震度4程度の揺れがあり、てっきり浦河沖かそのあたりだと思っていた。

 

震源地が東北だと知ると、その一帯がどうなっているのか想像も出来なかった。

 

父の実家が仙台にあるので、親族の無事や父の実家周辺の事なきを願うばかりだった。

 

テレビで安平あたりが震源地なのを知り、どうしたものかと思っているとPから電話。

 

彼女と一緒にいるのがわかり、とりあえず少し安心(とっても美人でいい子よ!!)。

 

実家とも連絡が取れ、家族全員の無事を確認。

 

そうこうしているうちに、停電。

 

外に出ると、近所の方もちらほら出てきていて、びっくりしたねぇ、停電困ったねぇ、でもすぐに戻るだろうねぇ、と楽観。

 

更には雲一つ無い夜空には無数の星。

 

灯の無い街から見上げる夜空は、とても美しかった。

 

 

 

んが!!!

 

うちはオール電化なんです。お湯も沸かせないんです。

 

気付いた私は、以前住んでいた家(実家所有なのでそのままになってる)に行き、カセットコンロを取りに行く事を提案。

 

しかし彼氏が「何でもないって、電気なんかすぐ復活するから~」というので、一緒に楽観。

 

ナコちゃんから心配LINEが来た。

 

とりあえず無事である事、電気が無いので情報がまるで入って来ない事を報告。

 

以前の東北の地震で関東も影響があったため、ナコちゃんが伝言ダイヤルや、北海道全域で停電している事など、色々教えてくれた。

 

ノートPCからの給電でとりあえずスマホを充電しながら、ネットでの情報収集をしていた私にとっては、このピンポイントの情報提供はかなりありがたかった。

 

外から見る北海道の現状、というやつだ。

 

 

まずは腹を満たす。これから何があるかわからない。

 

IHコンロは使えない、電子レンジもダメ。

 

朝食は何を・・・あ、そうだクラッカーがあった。

 

サバの缶詰と玉ねぎを乗せて1種類、チーズクリームを塗って、トマトとレモンをオリーブオイルで絡めて乗せて一種類。

 

何故か不謹慎にもパーティ料理のようになってしまった。

 

 

チャリでパトロールがてらゴミ袋を買いにコンビニに行った。

 

閉まっているコンビニ、開いているコンビニ。

 

開いているところは車が大混雑していた。

 

始終パトカーや救急車のサイレンがあちこちで鳴っている。

 

店員さんは皆私服で、対応に追われていた。1年前ならあっち側の立場かと思うとゾッとした。

 

お客さんは皆、カゴいっぱいに飲料や食料を入れていた。

 

うちには食料は火さえ通れば食せるものが大量にあったので、ゴミ袋以外何も買わなかった。

 

冷蔵庫も冷凍庫も、開閉さえしなければ、まだまだ機能出来るだろう。なんだはず。

 

 

ナコちゃんからの情報提供は続く。


被害は無いが被災してもおかしくない状況なのに、朝食がオシャレになってしまった事を報告。

 

リッツパーリー✨

 

という返事が来た。

 

沢口靖子の画像を探しているうちに、スマホの充電が減って行く事にやっと気づき結局やめた。←アホ

 

 

旧自宅にカセットコンロを取りに行った。

 

なんとボンベが一つも無かった。

 

ホームセンターには長蛇の列、スーパーは臨時休業、コンビニではそうそう在庫を抱える商品ではない。

 

とりあえず家に戻り、する事が何も無いので何度も読んだ漫画を読み返す。

 

彼はウォーターサーバーに残っていたお湯でカップラーメン。

 

先日、水でも15分ほどで食べる事が可能、という事をテレビで見た。

 

熱湯ではなくなっていたようだが、実食の結果、問題なかったようである。

 

 

車で外に出た。少し遠いスーパーがどうやら一時的に開店するらしく、十数名が並んでいたので一緒に並んだ。

 

水とお茶、カセットボンベとラジオ、電池のみの販売です、と男性が大声でアナウンスしていた。

 

タイミングよく出くわしたお陰で、10分もかからずにカセットボンベ3本パックが買えた。

 

断水もしていなかったので、ボンベだけを買って帰った。

 

そしてこの頃からスマホからのネット検索も出来なくなり、ラインの送受信も出来なくなった。

 

 

ラジオで、日没時刻や携帯電話の充電器設置場所などが流れていた。

 

日没になる前に、夕食の準備をしたが、食べるころには夕映え。

 

カセットコンロで簡単に出来るもの、という事で・・・

 

焼肉(正確にはジンギスカン)!!!

 

冷凍のご飯を湯煎で温め、ビーフンをプラス。

 

そしてまた夕食もいつもより豪華になってしまった。

 

 

ガスランタンで照らしながら食事をし、ろうそくの準備をした。

 

年末にアロマキャンドルに軽くハマったせいで、ろうそくやろうそくの素がたくさんあった。

 

3日坊主の自分を褒めてあげたい。

 

今後使うかもしれないので、ガスランタンは節約、ろうそくを灯してまったりとラジオを聞いていた。

 

彼が散歩に行くというの、一緒についていった。

 

近所ではほんのり明るい家、煌々と明るい発電機の音のする家、アパートの前で車中でテレビを見ている人達、様々。

 

一軒だけ、インターフォンにまで電気供給されている家があり、ソーラーパネルが設置されていた。すげぇな。

 

 

スマホのバッテリーが無くなったので、私達も車中で充電しながらテレビ。

 

ガソリンもいつまで供給があるか、いつ何が復活するのかわからない状況、出来るだけ最低限の使用で今の現状を把握したい。

 

真っ暗な中で、テレビからの情報を整理する・・・とその時。

 

彼「お!!!!電気来た!!!!」

 

ん?

 

あっ!!あああああああああああっ!!!外灯点いてる!!!

 

慌てて家に戻り、テレビや電話、ネットの回線などの開通を確認する。

 

リビングの照明を点け、うちってこんなに明るかったっけ、と安堵する。

 

電気と灯の有難さがとてもよく分かった。

 

時刻は夜の8時過ぎ。

 

なんと長い一日だったんだろう、たかだか電気が無いだけで。

 

食事なんか、ぬるま湯で戻したカップ麺以外はいつもよりリッチだったし。アカンやろ。

 

 

友達同士の間では、どこが電気復旧しただの、どこが断水しただの一日中、嘘か本当かわからない情報が飛び交い。

 

うちは水止まってるんだよ、という人がいる一方、防災無線では、断水はありません、電気復旧の見通しは不明です、と。

 

地域に限った事なのか、それとも市内全体の事なのか。

 

減りゆくスマホのバッテリー、たまにくる余震、そしてラジオから流れる、「一週間は震度7程度の余震に注意」という言葉。

 

車中でテレビを見れば、電気の復旧は最低でも1週間はかかる見通し、という言葉に落胆。

 

10分もしないうちに電気が復活。

 

ほんとに長い一日だった。

 

市内でもまだまだ電気も水道も戻って来ていないところは沢山あるみたい。

 

 

でもねー、まだまだ油断出来ないんだろうけど、うちなんかもう日常なわけ。

 

ただ、情報が全く無くて。

 

その中でナコちゃんの道外から、しかも被災とまではいかなくても、地震で色々経験してる人からの助言や情報提供はほんと助かった。

 

みんなもここで知り合った友達、大事にして。

 

他にもツールは色々あると思うけど、信用できないものも沢山飛び交ってるから、それに惑わされて無駄に騒いだり検索したり、結果残り少ない電話のバッテリー消耗して。←沢口靖子の画像検索して消耗したヤツに言われたくない

 

信用できる遠方の友人、というのはなんと有難いことか、と。

 

とりあえず、これからどうなるのかはまだわかりません。

 

地震ももう来ないのか、もっと大きいのが来るのかもわかりません。

 

私の仲間で震源地で消防士がいます。

 

元々自分の事より他人を優先させるような性格なので、とても心配しています。

 

被災地近辺でできる事は、とりあえず足手まといにならない事、というのも一つだと思うので、今はテレビも点けず、ノートPCで無事を発信し、ただ電気が無ければ出来ない小さな身の回りの事を済ませ、静かに応援しようと思ってます。

 

うちは小さな子供がいるわけでもない、同居の家族に要介護者がいるわけでもない。

 

食べるものはある、火も使える、水の貯えもある。

 

オール電化だから物凄く不便ではあるけれど、火事の不安も少ないし、生活できない事は全くない。

 

時期が最悪ではなかったという理由も勿論あるけれど。

 

 

不幸にも亡くなってしまった方のご冥福と、未だ行方不明の方や、家を無くされた方、ケガをされた方やそのご家族、ご親族の方の体や心のご無事を心から願うばかりです。

 

そしてナコちゃん、本当にありがとう。

 

 

報告でした。